エビデンスに基づいた正確な診断と治療を
皮膚科専門医が行っておりますので、
お気軽にご相談ください。

皮膚科・小児皮膚科

皮膚科・小児皮膚科

あらゆる皮膚の症状に対する診察・検査・治療を保険診療で行っております。皮膚・爪・頭髪・汗に関して気になることや不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
新生児から診療可能です。

美容皮膚科

美容皮膚科

保険診療は提供できる治療に制限があります。保険診療では対応できない様々なお悩みに対し、効果と安全性の高い治療を自由診療としてご提案いたしております。お気軽にご相談ください。

当院の皮膚科診療の特徴

担当医師の紹介

武山 紘子 医師

この度、2019年4月から勤務させていただくことになりました。
大学病院や総合病院で皮膚科疾患全般、新生児からご高齢の方の皮膚疾患まで幅広く診察・治療をして参りました。
皮膚科専門医として、今までの経験をいかし、地域医療に貢献したいと思います。
また、クリニックで困難な検査や入院の必要性があると判断した場合には、近隣総合病院との連携対応もさせていただきます。

経歴

資格

診療内容(皮膚科疾患全般)

湿疹・皮膚炎(アトピー性皮膚炎、かぶれ、脂漏性皮膚炎、乾燥による湿疹・手湿疹など)

掌蹠膿疱症

感染性疾患(イボ水イボ、とびひ、水虫・爪水虫、帯状疱疹、ヘルペス、蜂窩織炎・丹毒など)

きず(やけど、床ずれ、外傷など)

その他:ニキビ、タコ・ウオノメ、円形脱毛症、白斑、シミ、虫刺され、しもやけ など

*既存治療で効果不十分で、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に認められる方はアトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤の使用が可能です。

*適切な治療を行ってもコントロール不良な特発性慢性蕁麻疹に対し生物学的製剤(ゾレア® 外来で皮下注射)の使用が可能です。

http://www.xolair.jp/ 次の画面でじんましんの患者さま はい を選択してください。

*乾癬で、既存の全身療法で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ方、難治性の皮疹を有する方は、当クリニック内科と連携をとって生物学的製剤(自己注射)の使用が可能です。

*スギ花粉症やダニアレルギーの確定診断がつき、適応のある方に対し、舌下免疫療法(シダキュア®、ミティキュア® https://www.torii-alg.jp/)が可能です。

*腋窩多汗症に対する治療は、軽症から重症までの治療をご用意しています。

皮膚科診療時間

診療時間
9:00~13:00
14:00~18:00

※予約制となっておりますので、受付かお電話、Webでのご予約をお願いします。
※できるかぎり急患対応いたします。

アトピー性皮膚炎

主な症状は湿疹とかゆみで、良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。6ヵ月以上(乳幼児では2ヵ月以上)続くと慢性と判断します。

治療

ステロイド外用薬や免疫抑制薬、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬の外用、保湿剤などによるスキンケアを行います。
かゆみがある場合は、補助的に抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の内服も使用します。
外用療法などの従来の治療をしっかり行ってもコントロールが難しい重症のアトピー性皮膚炎の方には、生物学的製剤の使用も検討します。

デュピルマブ(デュピクセント®)について
ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬(オルミエント®)

当院内科と連携をとって使用可能です。

じんましん

かゆみのある、赤みをもった皮膚のふくらみ(膨疹)ができ、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。
膨疹は24時間以内に消えることが多いですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあります。
症状が1ヵ月以内に治まるものを急性じんましん、症状が1ヵ月以上続くものを慢性じんましんと言います。
慢性じんましんの治療は数週間~数か月以上かかることが多いです。

治療

抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の内服で治療を行います。
適切な治療を行っても症状のコントロールが難しい難治性の特発性(特定の刺激によらず自発的に症状があらわれる)じんましんの方には、生物学的製剤(ゾレア®)の使用も検討します。

ゾレア®について

次の画面で じんましんの患者さん はい を選択してください。

乾癬

皮膚が赤くなる(紅斑)、皮膚が盛り上がる(浸潤・肥厚)、銀白色のフケのようなもの(鱗
屑)が付着し剥がれ落ちるなどの症状がみられます。
頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざ、おしり、太もも、すねなど外部からの刺激を受けやすい部位でよくみられます。

治療

外用療法(ステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬)、内服療法(PDE4阻害薬、免疫抑制薬、ビタミンA誘導体)、光線(紫外線)療法、生物学的製剤があります。
当院では外用療法と内服療法、また、既存の全身療法で十分な効果が得られず、皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ方、難治性の皮疹を有する方は、当院内科と連携をとって生物学的製剤の使用も可能です。

帯状疱疹

水ぼうそうが治ったあとに身体の中に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。身体の左右どちらか一方に、ピリピリ刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているため、皮膚症状だけでなく強い痛みが生じます。
ピリピリするような痛みが持続する帯状疱疹後神経痛が残る可能性があります。

治療

抗ヘルペスウイルス薬を内服します。
痛みに対しては、鎮痛剤や神経障害性疼痛治療薬の内服などを行います。

ヘルペス(単純疱疹:口唇ヘルペス、性器ヘルペスなど)

初めて単純ヘルペスウイルスに感染(接触感染)した時には、症状が強く、多数の水ぶくれや発熱などを伴うこともあります。
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。
疲労やストレス、紫外線などで免疫が低下して、ウイルスが活動し始めると症状が出てきて再発を繰り返します。
ピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができます。

治療

ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の内服や外用を使用します。

ニキビ(尋常性ざ瘡)

炎症のない毛穴のつまり(面皰)、炎症を生じた赤いニキビ(紅色丘疹)、膿をもった黄色いニキビ(膿疱)、膿のふくろ(嚢腫)、硬く盛り上がる(硬結)、ニキビ痕(瘢痕)などの症状があります。
ニキビの原因として、古い角質がつまるなどして毛穴がふさがる、男性ホルモンなどの影響により皮脂分泌が活発になる、毛穴の中でニキビの原因菌(アクネ菌など)が増殖することなどがあります。それ以外にも、ホルモンバランスの乱れや便秘、乾燥肌、不規則な生活や間違ったスキンケアなどが関係していることがあります。

治療

保湿ケアなどのスキンケアを行い、毛穴の閉塞を除去する外用薬の使用や、炎症がある場合は抗菌薬の外用や内服を使用します。
ピーリングによる治療(自費)も行っています。

ウイルス性のイボ(疣贅)

ヒトパピローマウイルスが小さい傷などから感染して起こります。
ウイルスによるイボ(疣贅)は最初は平らで小さいですが、だんだん大きくなって盛り上がるようになり、表面がざらついて硬くなります。

治療

液体窒素でイボを凍らせる凍結療法、ヨクイニン(ハトムギ)内服などを行いますが、一回の治療で治すことは難しく、何回か繰り返してやっと治ります。

水イボ(伝染性軟属腫)

伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。
表面がツルツルして、みずみずしい光沢のある直径数mmから5mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴です。

治療

除去する時に痛みがあるため、局所麻酔の貼り薬を使用し、専用のピンセットで1つずつ摘まみ、内容物を出します。

水虫・爪水虫(足白癬・爪白癬)

皮膚糸状菌(白癬菌)というカビによって生ずる感染症です。
足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする趾間型、小さな水ぶくれができ、水ぶくれが破れると皮が剥ける水疱型、ヒビ、アカギレのように足の裏全体が硬くなる角質増殖型があります。
爪は白~黄色に濁って、厚くなり、その爪の下がボロボロになります。
顕微鏡検査などで診断を行います。

治療

足白癬は抗真菌薬の外用を行います。
爪白癬の場合は、抗真菌薬の内服もしくは外用治療を行います。