タコ・ウオノメ(胼胝・鶏眼)について

タコは、皮膚の一部が慢性の刺激を受けて角質層が厚くなる病気です。専門用語では「胼胝(べんち)」と言います。

ウオノメは、通常成人の足底や足趾などにできる、直径5~7mm程の硬い皮膚病変で、歩行や圧迫により激しい痛みを伴うのが特徴です。中心に魚の眼のような芯がみえるので、俗にウオノメと呼ばれますが、専門用語では「鶏眼(けいがん)」と言います。

ウオノメは何らかの理由で一定部位に繰り返し異常な圧迫刺激が加わると、角質が厚く芯のようになり、真皮に向かって楔状に食い込んでしまってできます。圧迫や歩行などで楔状に食い込んだ角質の芯が神経を圧迫して痛みを生じます。

ウオノメは足底にできますが、タコは足底以外にも、生活習慣や職業や癖により、身体のあちこちにできます(例:ペンダコ、座りダコなど)。ウオノメと違い、痛みがないことが多いです。

当院での治療方法

・皮膚の特定部位への慢性刺激を軽減

インソールや履物の調整などを提案します。

原因を可能な限り除去することが、予防・治療にとって大切です。

足の形や歩き方の異常がある場合は、整形外科や形成外科での診察や治療が必要になる場合もあります。

・角質除去

カミソリや医療用の器具で厚くなった角質や楔状に食い込んだ角質を除去します。

角質を柔らかくする外用薬や貼付剤を処方し、自宅でもケアを続けていただきます。

鎌倉市・大船エリアでタコ・ウオノメ治療ならアカラクリニック皮膚科へ

タコやウオノメは一度除去しても再発することが多い疾患です。アカラクリニック(鎌倉市・大船)では皮膚科専門医が診療を行い、再発予防も含めた適切なアドバイスをいたします。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。