水虫・爪白癬の診療|鎌倉市・大船駅近くの皮膚科 アカラクリニック
水虫(白癬)の原因
水虫は、カビの一種である白癬菌が、皮膚の角質層に寄生することで起きる皮膚の病気です。
白癬菌は高温多湿な環境を好み、皮膚の角質にあるケラチン(皮膚表面を覆う角層、毛や爪の主要成分)を栄養源にしながら寄生領域を広げていきます。
一番多いのが足白癬であり、靴や靴下・ストッキングを履いている時間が長いことで蒸れた状態になり、白癬菌が増殖しやすい環境となります。
足白癬の状態が続くと、爪に白癬菌が入り込み、爪白癬になります。
プールや温泉などの公共施設や、感染者のいる家庭内で足ふきマットやスリッパなどの共用によって白癬菌に感染します。
白癬菌は皮膚から剥がれ落ちた角質の中でも生きているため、素足で踏んだりして菌が付着し、洗い流されずに残った菌が傷ついた角質から入り込み、繁殖しやすい環境にある場合に感染が成立します(白癬菌が足に付着しただけですぐに足白癬になるわけではありません。)。
健康な皮膚の場合、24時間以内に洗浄すれば白癬菌が付着しても定着せず、感染することはありません。
そのため、プールやジムや温泉などの公共施設から帰宅したら、再度足を洗浄することをお勧めします。
症状
足白癬の主な症状には3種類のタイプがあります。
- 趾間型:足趾の間の皮膚が白くふやけたり、皮が剥けたり、ジクジクしたりする。
- 小水疱型:足裏に小さな水ぶくれや軽い発赤ができる。
- 角質増殖型:足裏全体の皮膚が厚く硬くなり、皮が剥け、ひび割れを伴う。
痒みや臭いを伴う場合もあります。
爪白癬では、爪が厚くもろくなったり、白色や黄色に混濁するような症状がでてきます。
爪が浮いたり、剥がれたりすることもあります。
足や爪以外には頭部や身体、手などに症状が出ることもあります。
診断
診断は、病変部に白癬菌がいるか確認することで行います。
患部の皮膚・爪を採取して顕微鏡を使い、白癬菌が存在するか調べます。
市販の抗真菌薬を外用していると、真菌検査で見つかりにくくなるため、市販の抗真菌薬の外用はせずに受診してください。
治療
治療を開始した場合、症状が治まっても菌が完全にいなくならなければ再発してしまう可能性があるため、外用や内服の治療期間を守りましょう。
- 足白癬の治療は、抗真菌薬の外用で行います。
- 爪白癬の治療は、抗真菌薬の内服もしくは外用で行います。
<爪白癬の内服薬>
・ネイリン®(ホスラブコナゾール)
・ラミシール®(テルビナフィン)
・イトリゾール®(イトラコナゾール)
<爪白癬の外用薬>
・クレナフィン®(エフィナコナゾール)
・ルコナック®(ルリコナゾール)
など




